ランディングページ(LP)、記事ページで使用するユーザーボイス(お客様の声)。
手書き風デザインにするとかご本人のお便りを掲載してよりリアルな声をクリエイティブに盛り込むことが効果に繋がると考えられています。
しかし、度重なる媒体審査のアップデートと著作無視のクリエイティブが煩雑した経緯もありユーザーボイス(お客様の声)のリアルな声も指摘対象になる事が様々なブログメディアで話題となりました。
表題とは違いますが、私の記事でデザインイメージで媒体審査を通過するアイデアも書いてみました。
coffeebreak
目次
薬事審査の領域は徐々に広がっている
まず抵触する項目を再確認します。
薬事抵触例
- 効果効能
- 化粧品で謳える範囲を超える表現 ※保湿に関してもクリエイティブ前後の内容と合わせると駄目なケースもある
- 健康食品で謳える範囲を超える表現
- そもそも根拠がないデータ
ご本人のお便りは掲載内容が対象で、テキスト書いたユーザーボイスと同じように扱われています。
薬事法に抵触する項目は同じで審査領域が広がったケースですね。
JASRACの著作権料回収範囲(カラオケボック、音楽教室、葬儀)みたいにターゲットが広がっていくように薬事審査の範囲も映像表現(テロップ、外国語の文字)、音声(ナレーション、歌詞)、他クリエイティブの遷移先の情報、医療記事の様に社会問題になってしまったケースといった領域も駄目になるかもしれません。
未来の話は今後対策していけばいいとして、ユーザーボイス(お客様の声)みたいに既に使いにくくなってきたコンテンツをどうにかしないと使い物にならないので、今回はヒートマップを使ったアイデアを例にして記事にまとめようと思います。
ヒートマップを使ってユーザーボイスのデザインで気になるエリアを確認
ヒートマップは様々なサービスがリリースされていますが使うものはなんでもいいです。
導入していないかたは無料で使えるサービスで試してみるのがいいでしょう。
無料で使えるヒートマップ
※ご紹介するサービスは一部無料のものも含みます
- User Heat
- Ptengine
- brick
- SiTest
ランディングページ(LP)のユーザーボイスを確認する方法
ユーザーボイスをヒートマップでみたテスト画像を作成してみました。
※画像のユーザーボイスは実際のものですが、ヒートマップを適当に合成しています。
ユーザーが暖かい色に興味を持っているのが確認できますね。
興味のある文章が薬事審査に抵触しない部分なら、似ているコメントのユーザーボイスを複数用意してください。
合成したキャプチャの場合は、楽とか簡単で驚いているのでその内容を軸にしてユーザーボイスを強めます。
暖かい色のユーザーボイスを発見且つ抵触しない部分をピックアップする事でより強調できるコンテンツに変化していきます。
薬事審査に抵触しても、全てカットするではなく抵触内容を理解してできる限りの改修対応をしていきましょう。