ポートフォリオ以外で何を見極めているのか気になるよね?
Webデザイナーの面接では、デザイン技術は当然見ていますが見えにくい部分を可視化している傾向があります。
答えから先にお伝えすると
- あたなの性格を確認してこの会社にマッチするのか?
- あなたの能力を確認して応募ポジションでフィットするのか?
これが目的です。
まるで海外へ移籍するスポーツ選手みたいですよね。
面接官はあなたをポートフォリオや作品集をみて「助っ人」とか「プロフェッショナル」と思っていると考えてもいいでしょう。加えて環境の違う現場で「輝ける」ことが出来るのかが気になるのです。
そしてあらかじめ要約しておいた条件面を提示し、あなたの印象が変わらないかを見極め採用の合否を判断しています。面接官は自社Webデザイナーの採用計画と事業プランをひとつの指標にしているので、デザインスキルと同じくらい重要な様々な質問をあなたに仕掛けています。

目次
採用面接で応募者をデザイン以外で確認する判断材料は?
前半は応募者の正確や人格を見極めます。
あなたの「第一印象」ですね。転職エージェントやネットの面接対策とか読んでも「笑顔」とか「明るさ」とかポジティブな印象を残すように伝えているのではないでしょうか。
ここで注意するのは前半の印象をしっかり後半終了まで維持する事です。
次は細かく何を見極めているかを確認していきましょう。
採用面接では自己紹介からWebデザインに関する伝達する力を確認している
Webデザイナー目指している応募者の自己紹介から人物・能力評価を面接官の経験値で判断されます。
だから長々と学歴から職歴を最初から話している応募者を面接すると、Webデザインスキルやポートフォリオを見せる前に外されてします。
表情に元気があっても自己紹介の内容を聞いた時点で、あなたの伝達力が即戦力になる(高いか低いか)か考えているのです。
履歴書や職務経歴書から応募者へヒアリング
上記の再確認を履歴書や職務経歴書からヒアリングして裏付けしてきます。
Webデザイナーを目指している応募者が準備したポートフォリオも含んだ提出物に穴がないか、Webデザインスキル確認をしながら様々な角度でつついてきます。
例えば、

職務経歴書に書いているスキルと見比べるために、技術的な事を後半ヒアリングしてみよう
とかです。
後半は条件面や入社意欲の確認してくる
前半で集めたヒアリング材料をもとにWebデザイナーを目指す応募者へ踏み込んだ質問をしてきます。
ただ返答していくだけでは駄目です。面接官は誘導尋問のような形の質問をする場合があるので、前半の内容とブレが生じない返答を心がけないといけません。

さらに、ポートフォリオに掲載した作品にもブレが生じないように準備が必要です。
という事は面接前に事前に想定される質問項目や、面接の流れを模擬的に掴んでおかないといけません。
特に後半は「フィット」しているかを見極めて行く段階なので、面接対策をおこなっておく事をおすすめします。
【関連記事】でもポートフォリオの準備がなぜ大切なのかを解説しています。合わせて確認してください。ポートフォリオの作品から「Webデザインができるな」と納得させる伝え方は?
本記事内では後半の面接対策を準備をしたとして話を進めていきます。
似た質問を切り口を変えてくる
するどい質問でWebデザイナーを目指す応募者にゆさぶりをかけてきます。
中には同じ返答になるけど、質問内容が違う形とかありますね。
実は誘導尋問ですよ!


面接官は前半の能力やスキルが本当に矛盾がないか再確認しているので、穴が見つかれば攻め込まれやすいのです。さらに条件面を織り交ぜなかがら入社意欲を見極めるのであなたはかなり揺さぶられます。
緊張や緩和のある圧迫する質問で応募者の冷静さを確認
特に有名なのが圧迫トークのようなストレートに否定する質問があります。
たとえ今まで有利に進めていても、今までしゃべらなかった別の面接官からいきなりこんな質問がきます・・・

あなたはどのように対応しますか?あわてて声を荒立てしまうとかやってしまうと、冷静さがないと判断されます。

ポートフォリオや職務経歴書から採用面接に備えた質問パターンを準備して面接という戦いに挑む
面接官はWebデザイナーのポートフォリオも判断材料ですが、作品以上に現場のWebデザイナーとうまくフィットするのか、採用された本人が活躍して輝けるか、自社の社風に染まるか等、見えにくい部分を可視化する事に面接時間をさいています。
あなたが準備してきた履歴書、職務経歴書、ポートフォリオを見比べて矛盾がないのか面接官だけがしっている現場の情報と照らし合わせて判断しているのです。
揺さぶりに負けずに落ち着いて対応しよう
例えば採用枠1人に対して、20人が一次面接に挑んだとします。そのうち2人〜3人が二次面接に進めるとします。
力を入れておくのはポートフォリオだけで十分でしょうか?
この場合は面接官の揺さぶりは20人全員が受けますよね。
ポートフォリオもしっかりしないといけませんが、面接官の揺さぶりで動じない人材が頭一つ出るだけで二次面接へ選考が進む可能性は上がるのです。
面接官の考えている事を事前に想定する事で、Webデザイナーを目指すみなさんが準備しないといけない事が変わってくるのではと思います。
coffeebreakの中の人(@ra_cer_X)です。
面接官の気持を考えながら記事を読んでみてね。あなたなりの対策が見えてくるかもしれません。