電通グループが開発したAIのバナー自動生成ツールADVANCED CREATIVE MAKER β版のプレスで感じた事

昔クリエイティブ職人のようにただただ作業をする時期がありました。当時はそれで自分技術が向上して認められて、評価されて、中核のデザイナーとして活躍できればと思っていたけど幻でした。

なぜなら、このような広告デザイナーはそこまでの人という評価でしかないのです。
厳しいものでデザインだけでは中核にはなれないのです。+αが必要です。

広告クリエイティブは何年も前から自動でどうのこうのと、人の手を借りずに良いクリエイティブは何かを導きだす技術が開発されてきました。そして今はAIです。高速でクリエイティブ構成を考え、高速で制作して、高速で入札して検証する時代がきています。まるで、いつもみなさんが手にしているスマホのようにすぐ側にいるのです。

電通グループが開発したAIのバナー自動生成ツールADVANCED CREATIVE MAKER β版が良い例だと思います。

大量生産は一馬力ではできない


クリエイティブ職人のようにひたすら作業だけでは、気がつけば機会の部品のような思考になっていくのでは。
バカにしているわけではないですが、今のデザイン業界で腕を磨くなら、テクノロジーの力を借りるべきだと思います。
それが、自社開発したてのポンコツソフトウェアでも大量に制作できるなら必要です。

大量クリエイティブの検証が理解できない


AIの考えている事も理解しておかないといけません。
クリエイティブAの展開版の方が魅力的なのに、AIはクリエイティブBの展開版を進めてくるのか?
みなさん自信でAIが考えている事を理解しないと、デザインしかできないし検証もできないスタッフになります。
そうならないように、AIが考えた事をあらゆるツールで補わないとついていけません。

ADVANCED CREATIVE MAKER β版

ADVANCED CREATIVE MAKER β版の仕組み
入力された「キーワード」「訴求軸」といったオリエンテーションに対して、1つ目の予測エンジンが、パフォーマンスが高いと考えられるクリエーティブ要素を割り出します。
次に、その候補に基づき、自動生成ツールがバナーのデザインを組み上げていきます。コピーは、電通オリジナルのAIコピーライター「AICO(アイコ)」が生成します。
出来上がったクリエーティブを、2つ目の予測エンジンが、より精緻にクリック率をシミュレーションし、効果が高いと予測されるものを残します。最後に、人の手で仕上げを行い、完成となります。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0516-009538.html

人の手は最後の仕上げだけであとはガチで機械がやるよっていうもの。
このようなツールがどんどん登場するとクリエイティブ職人は出口の仕上げだけで企画部分や考える部分をどんどん奪われる恐怖があります。

動画領域への挑戦

基本概念は同じロジックだと思うので、動画の時間と広告の指標を掛け合わせれば実現できそうな領域。
ワンショット系の検証は検証はすすんでいるのでどのようなものになるか楽しみですね。

ならでは感が伝わるクリエイティブセンス

時間、角度、疑問、会話といった技術的要素を検証できるアイデアというか見せ方、売り方が面白い。

ここまで自動で準備できるツールなら金取れるし強い武器となるので提案しやすいのではと思います。
でも、本当にデザイナーの活躍領域はどうなるのか不安でもあります。

さいごに

広告デザイナーから使えるクリエイティブを提案していくのが理想かなと思ってましたが、今年の年末あたりには「AIでいいよ」って言われそうな恐怖を感じでしまいます。

・クリエイティブ職人では中核にはなれない
・+αはAIの思考を受け入れて分析できる人材
・最新のテクノロジーでもアイデアは一級品の人材

近い将来はこのようなタイプのデザイナーが魅力あるのかなと思います。

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