ネット広告業界の画像盗用や偽装デザインについて考えてみる




2016年、DeNAのキュレーションサイトで画像盗用や根拠の無い記事公開がたびたびおき業界をざわつかせました。
上場企業といっても人間がやる事なので、当事者達のモラルは人によって違うとしか言いようが無い出来事だったかもしれません。

デザイン業界に携わるクリエイターなら、当然「えっ?」って思う事でしょう。
しかし、これはほんの氷山の一角です。というか出てきては消えの繰り返しで氷山の底は見えません。

画像盗用や偽装の事例は、今でも氷山の底でウヨウヨしています。

記事やランディングページ(LP)に潜む画像盗用や偽装デザイン

例えば、普段みかけるインフィード広告の記事やランディングページ(LP)のデザインですが、商品を良く見せる為に画像補正を施します。これはデザイナーとして当然の作業行為です。

ユーザーに商品を良く知ってもらいたい為に行う処理ですが次の画像はどうでしょうか。

TV番組のキャプチャです。先日配信されていた広告経由で出会った記事のキャプチャですが、画像は偽装されています。
どこが偽装なのか分かりませんよね。
もしかすると広告に接触したユーザーは、記事をさっと読むので画像をしっかり見る事もほとんどないので気にならないかもしれません。

TV番組のキャプチャを拡大してみました。
画像補正をやり込んだデザイナーの方なら分かると思いますが、TVモニターの淵と映像枠の横幅が平行になっていません。
あとは、ビフォーアフター画像とスタジオセットの解像度(画像の圧縮具合)が違います。
これが、偽装行為の証拠です。

記事広告のデザインは誰が行ったのか?

残念ながら、正直わかりません。
デザイナーも現場に流されて偽装行為を行ったかもしれないし、フリーソフトを使えば簡単な加工処理なら誰でもできます。
獲得ができる時間帯に偽装デザインを表示させ配信偽装をしている可能性もあります。

今回の事例の様にネット広告業界では平気で画像盗用や偽装デザインを行う現場環境は、氷山の一角ではなくて底でウヨウヨしています。
これからデザイナーを目指す、デザイナーとしてキャリアを積み上げたいなら、流されるかポリシーを持って不安のないクリエイティブを提供していくか
はっきり決めておいた方がいいでしょう。

売れる商品は何を提供しているか

私は、商品が売れているのは、こだわった良いものはもちろんですが、良いコマーシャルを提供している事だと思ってます。
決して詐欺行為のような画像盗用、偽装デザイン・配信技術はゆるされません。
ネット広告のデザイナーとして、最新の配信テクノロジーを仕掛けていく側として、高いモラルをもって取り組んでいきたいと思いました。

というか、TV番組のキャプチャって掲載許可とってないよね。これ。

この記事はここまで!

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